サンフランシスコ・レストラン・ガイド ![]()
French フレンチ
何といってもイチオシはリッツ・カールトンの中のThe Dining Roomでしょー!
料理・サービスともにアメリカのレストランとは思えんくらい一流。お客サンの年齢層の高さと落ち着いたエレガントな内装に一瞬緊張するけど、スタッフが丁寧やけどすごくフレンドリーやからすぐにリラックスできます。テーブルの間隔がゆったりしてるから周りも気にならへんし。
メニューは3コース$50くらいから。アペタイザー、ファースト、セカンド、デザート、チーズと全部選んで5コースにすると$90くらいになるかな。それぞれいくつかチョイスがあるので好きなのを選べます。メインに選んだロブスターが絶品やったー。火の通り具合がちょうどよくてぷりんっとした食感と甘味が最高。ラムもくせのあるにおいが消えててGOOD。他のフレンチ・レストランに比べるとソースが甘すぎないのが上品でいいと思う。
これだけの料理・サービスの店、日本やったら倍以上の値段取られるんちゃうかなぁ。結婚記念日とかのスペシャルディナーには絶対おすすめ。早めの予約とそれなりのドレスアップも必要やけど。それからハタチそこそこの若いコはウキまくるのでやめたほうがいい。こうゆうレストランは大人になってからね。
The Dining Room
Ritz-Carlton Hotel
600 Stockton Street, San Francisco
(415) 773-6198
そしてもう1つ、サンフランシスコのフレンチを語るにあたって(?!)絶対はずせん店といえば"MASA'S"ですわ。名前からわかるとおり元はといえばマサさんという天才日本人シェフがはじめた超一流フレンチ・レストラン、やったらしい。もうずいぶん前にマサさんは亡くなった(殺害されたというウワサあり)らしくて、今は別のシェフが店を切り盛りしています。そのシェフとはっ?! 誰あろう、知る人ぞ知る、あの有名人!って、はよ言えって? なんとロン・シーゲル氏なんすよ。覚えてはるかしら?昔「料理の鉄人」って番組に出て、坂井シェフに勝った、あの人。当時はチャールズ・ノブ・ヒルにおってんけど、2001年からこの"MASA'S"に移ってんよ。それまでちょっと店の評価が落ちててんけど、彼が仕切りだしてからは俄然盛り返してきました。予約かって1ヶ月前くらいに入れな入らへんもんね。でも料理のほうは昔の正統派フレンチとはうってかわってとってもユニーク。創作フレンチ、というのかただの創作料理っていうのか。とにかく日本の素材が好きやねんな、彼は。Hokkigai, Hamachi, Shiitakeなんかがバンバン使われてます。で、旨いんだなーこれが。日本人には特に素直に「オイシイ」って感じるんちゃうかな。でも一番のおすすめ、絶品は「冷たいフォアグラ アップルジャム添え」。フォアグラっていうとコッテリ系っていうイメージやけど、この冷たいフォアグラはぜーんぜん違う。軽〜くてクリーミーで、リンゴのジャムと一緒に食べるとほんとに爽やか。メニューは毎日かわるからいつもあるとはかぎらんけど、載ってたらぜひぜひ試してみて! ここはコース設定のみで前菜,メイン,デザートの3コースやったらひとり$65。意外と高くないやろ?ただし飲み物が結構するから最終的には税・チップ込みで$125くらいが目安かなぁ。ワイン、いいの揃えてあるよ、マジで。ウェイターのサービスも完璧です。すべてがスムーズで、堅苦しいところが全然ない。こんなにくつろげるレストラン、他にないんちゃうかなぁ。
Masa's
The Vintage Court Hotel 1F
Bush St. & Stockton St.
そのかわり若い人たちにはもっとぴったりのところがあるよ。
パリの郊外とかにありそうなフレンチ・ビストロ、Le Charm。地元のジェネレーションXに人気の店。(ジェネレーションXって何って?今29〜34歳くらい、ヤッピーの次の世代のことです)
値段が手ごろやのに手抜きしてない料理は文句なくおいしい!そりゃTheDiningRoomやCharlesNobHillみたいな高級素材は使ってへんけど、フランスの家庭料理っぽくて何回も行きたくなる飽きのこない味。とくにウサギがおいしかった。全然くさみがなくてあっさり。ダック・コンフィットも脂っこくなくて食べやすい。アペタイザー、メイン、デザートを1品ずつ選ぶ3コースのみで$20(エスカルゴなど$1増しになるアイテムもある)。ワイン、コーヒーをいれてもチップ込みで$35くらいで納まるなんて、この味やったら超オトクやで!
場所はちょっと意外なところにあって、5thとHowardの角あたり。ユニオン・スクエアからやったら歩いて15分やね。夜はちょっと気をつけて。いやー、このレストランは掘り出しモノ。週末は絶対予約しといたほうがいいよ。
Le Charm
315 Fifth Street, San Francisco, CA 94107
(415) 546-6128
もう1つ手ごろな料金の割にいけるのが、ユニオン・スクエアのすぐ近くにある"Anjou"やね。
ここは・・・オススメ。地元のOL、奥様連中には実はよく知られた店らしい。 カンプトン・プレイス・ホテル横の路地にあるから目立たんけど、フランス出身のオーナーシェフと日本人の奥さんがやっているこぎれいなフレンチ・ビストロ。店内がちょうどいい明るさなんもGOOD。ディナーのメインが$18〜25、とリーズナブルやし、フレンドリーなスタッフがいい。ダウンタウンでは貴重な魚介類のおいしい店やと思う。カニ入りサラダが爽やかで美味、エスカルゴはちょーっとバターが過剰な気もしたけど合格点。「本日のおすすめお魚料理」を頼むとでてきたのが”チリアン・シーバス”。生臭みがまったく無くて火の通り加減がばっちり。ダック・コンフィも脂っこさが控えめで胃にもたれない。・・と、ここまでは現地発行のレストラン・ガイドにも載ってる無難なおすすめ料理。実はここの常連がイチオシの一品は仔牛のレバーステーキ。こんな美味しいレバーはココ以外食べられませんっ。レバーが苦手な人でも絶対大丈夫。食べな後悔すんで〜! ドレスコードはないけど、ちょっと年齢層高めの常連客が多いって感じでヨレヨレの格好やったら浮くかも。平日は予約なしでもたいてい大丈夫。日・月定休、そして夏は毎年一ヶ月くらいフランスに休暇に行ってしまいます〜。
Anjou
44 Campton Place, San Francisco
(Cole HaanのショップとCampton Place Hotelの間の路地)
(415)392-5373
2001年12月5日にオープンしたばっかりのRedwood Parkはトランス・アメリカ(ピラミッド型のとんがりビルです)というスノッブな場所といい、AQUAとCharles Nob Hillの姉妹店というブランドネームといい、この1,2年サンフランシスコのベスト・レストランという評判の5th Floor RestaurantのシェフでありAQUAの初代シェフでもあったGeorgeを引っ張ってきたことといい、とにかくオープン前からグルメ雑誌なんかでやたら前評判が高かった。いったいどんなスンバラシイ店かいな、と思って早々と予約してオープン2日めにさっそく行ってきましたよ。 ところがところが! これがなんだか期待ハズレだったんだな〜。テーブルについてから料理のオーダーを取りにくるまでに1時間かかったのは(その間パンも出て来ない)、まだ開店したばっかりでスタッフが慣れてないやろ、と我慢できる(やさしいなぁ、私らって)。おすすめしてくれたワインが希望した味と全然違う甘すぎる白やったんも、今日はソムリエがおらんのかな、ということにしとこ。メインディッシュのチョイスが6種類しかないのも、少数精鋭・素材重視主義か、と納得しまひょ。そやけどやね、なんやの、このスープの塩からさは! 栗のポタージュ・フォアグラ添えなんて秋らしいやんと期待したのに、一口めでがっかり。フォアグラとチキン(ブイヨン)の超塩辛い味で栗の風味なんて全然なし!ありゃスープというよりソースやね。これとパンと水でお腹いっぱいになってもうたわ。メインに選んだロブスターのオリーブオイル焼きは逆に塩がたりなくて間の抜けた味。ハーブであっさりめにしたいのはわかるけど、やっぱり塩加減は料理の命っしょ? しかもロブスターが中途半端に生っぽくて、プリプリというよりぷにゅぷにゅ。せっかくの素材が泣いてるよー。私も泣きたいよー、このメインディッシュが$39なんだよー。気を取り直して今日の絶対おすすめデザート、クレープシュゼットを頼んだらテーブル横でフランベしてくれる本格派。と思いきや。オレンジの皮の白いところまで削ったね、君たちぃ!と文句いいたくなるほど苦い!クレープの上にオレンジソース、オレンジ・スライス、バニラアイスクリームとレシピは完璧だけど、苦いだけじゃデザートにならないだろっ。家に帰ってから口直しにチーズケーキ食べちゃったじゃんか、もう! テーブル間隔が十分とってある割りにやたらと音が響いてウルサイし、従業員がうようよしてて落ち着かないし、カードで支払いしようとするとどうも機械が壊れてたらしくてやたらと時間がかかるし、いやいや貴重な経験をされていただきました。前評判ほどアテになんないものはないですね〜。この店で絶対おいしいおすすめはパンだけかな。店で焼いているという小さい丸いパンはほどよい柔らかさと甘みでとっても美味でした。
住所とか電話番号知りたいですか? 私は教えたくないです(笑)。