ふぉるにあ快適ライフ日誌

目次へ戻る

(15)ふたりのバービー?!   (posted on 07/16/01)

私は子供の頃、りかちゃんハウスを持ってました。
青い目で金髪でどー見ても日本人ちゃうかってんけど、りかちゃんはフランス人と日本人のハーフやから、というタカラ社の設定に納得してました。思えばあの頃からやねぇ、女の子がみーんな「ハーフ」に憧れとったんは・・・。自分も「はーふ」やったらめちゃめちゃ可愛かったはずやのに・・、と誰でも想像したことがあるはず!
実はこんなお人形さんにも日本人の白人コンプレックスが反映されてたんやねぇ、今思えば。そういえばジェニーちゃん、ていうのもありますが、彼女もやっぱり日本人じゃないよね。りかちゃんとジェニーちゃん、日本を代表する女のコ達が典型的な日本人の女のコとは似ても似つかない、とは考えてみるとなんかヘン・・・。

じゃあ、アメリカを代表するお人形さん、といえば?
もちろんバービー!
今も昔もアメリカのオモチャ屋さんの一角は「バービーとお友達」のピンクの箱で埋もれてます。とにかくいろ〜んなバージョンのバービーがあって、コレクターが多いのも納得の凝りよう。同じバービーという名前がついていても髪型も顔も全然違うんですよ。値段が高いのはまつげが描かれているんじゃないくて、ちゃんとつけ睫毛で立体になってるもんね。

それにしても何でこんなに仰山あんねん?と思ってよく見てみると、あれあれ?同じ服のバービーが2種類ずつある!

そおなんです。
同じシリーズのバービーでも、白人バービーと黒人バービーがあるんです。もちろんボーイフレンドのケンだって白人ケンと黒人ケンがいます。どうりで売り場面積広いはずや!
うーん、多人種国家の根底を見たって感じ・・。
そしてやっぱり。
観察していると黒人の女のコは黒人バービーを、白人の女のコは白人バービーを買っていくんですね〜(←じっと見てた私はかなり怪しいヤツだった?)。

     

実はコレ、バービーに限らず、ほとんどのお人形がそうやねん。ミルク飲み人形みたいなお人形はたいてい白人版と黒人版が並べておいてあります(まれにアジア人版もある)。黒人の子が絶対になれない金髪青い目のバービーを『みんなの憧れの女の子』にするんじゃなくて、白人でも黒人でもバービーはバービー、どっちもオシャレな女のコ、ということを子供達に自然にわからせるためなんですねぇ。だからアメリカでは自分の肌の色や髪の色にコンプレックスを持つ必要がない! 

・・・というのがオモチャ業界、ひいてはアメリカ社会の建て前ちゃうかなぁ、と思う。実際にはねー、やっぱりブロンドが一番人気なわけですよ。カリフォルニアの白人女のコのほとんどは脱色して金髪にしてるもん。Real Blondeかどうかは髪の根元をみたらわかる・・・と大学時代男の子達が言ってました。 
はい、ホンネとタテマエってのはどこの国でもあります。日本人の専売特許じゃないっすよ!

お便り・ご感想お待ちしてます!

 前の章へ     カリフォルニア
快適らいふの
HOMEへ戻る
      次の章へ